投稿

1月, 2016の投稿を表示しています

ワイン教室では教えてくれないかもしれないこと

イメージ
最近飲んで面白いと思ったワイン2種。左がオーストラリアのShobbrook Wines、右がカリフォルニアのBroc Cellarsです。とくに意識せずに買ってエチケットがたまたま黒と白で対称的だなと思ったのですが、そこに手書き風のシンプルな表記というところが似ているというのが並べてみるとなかなか面白い、とそのようなことを思ったわけでして。で、そのお味はというと。 ・CLAROTT 2014 Shobbrook Wines by Tommy Ruff 南仏っぽい綺麗なローヌみたいな赤。ちょいジャミーさあり、樽は感じない。税込み4,000円ぐらいとそこそこのお値段はしますが、試飲してポテンシャルを感じたので買いました。ビオ系に分類されるみたいなのですがそんなにビオっぽくはなく、あまりオリも感じず。セパージュはメルロとシラーズ。Lucy Margauxと並び称されるらしいのですが、ああいう小さい子供の描いた絵をエチケットにしましたみたいなセンスは好きではないので味以前の問題として飲む気がしないですね。 南オーストラリア、アデレード近郊のBarossa Valleyのワイナリーで、元々ヨーロッパ系の移民の多いエリアということもあってかあまりニューワールドを感じない造り。なおこのエリアはフィロキセラが蔓延したことがないため自根の古木がわりと多く残っているそうです。 ・CABERNET FRANC 2012 Broc Cellars 最初開けてすぐは濃いめのブルゴーニュに思えたくらいなめらかな造り。時間が経つとややスパイシーさが出てきてフランっぽさが出てきます。個人的にはブルゴーニュ好きに熱くおすすめしたい。これも4,000円くらいだったかな。本拠はカリフォルニア、Berkeleyの都市型ワイナリーのようですがSanta Barbara、Sonomaに加えオレゴンでもブドウを栽培しているようで品種もわりと色々と作っているようです。今後も期待大。 ちなみに今までビオい系も一通り飲んできたのですが、最近は飲んだ瞬間に馬小屋の香りが口の中いっぱいに広がるタイプのビオワインのいうのがどうにも苦手になってきまして。ビオが悪いとは思いませんが、卵白使って清澄するぐらいのことはしても良いのではないかと思います。濁ってるとか微発泡してるの