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iPad買いました

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これ程までに極楽感のあるアイテムだとは思いませんでした。今更ですが、先月末にauから発売になったばかりの第4世代 iPadを発売日の翌日に入手。これが実にいい。デバイスとしての完成っぷりが素晴らしい。というわけで、一ヶ月近くいろいろといじくってみた上での感想を書きたいと思います。契約したのはcellular版64GB、RetinaディスプレイかつLTE対応。なにしろ最新。当然ですが画面はめっちゃ綺麗ですし、CPUもiPhone 5のA6よりもさらにグラフィックチップのコア数の多いA6Xで全くストレスなし、バッテリーもすごく長持ちしますし(相当に使いまくってもフル充電で一日持たないということはまずないです)LTEも噂通りに速っーでありまして、何ら文句の付けようがありません、以上! でもいいとは思うのですが、これを買ったことによってどのような変化が起きたのか具体的な事例をいくつか。 •雑誌とコミックを買わなくなった オンラインでダウンロード販売されている雑誌とコミックに関しては買う必要がほとんどなくなりました。写真や美術系の雑誌、かろうじてファッション誌などは主に大きさの点で紙の方がいい場合もあるとは思いますが、ライフスタイル誌、グルメ系とかのカタログ系の雑誌に関してはこれで十分ですね。むしろ、えーとこの間雑誌で見たあの店ってどこだっけ? みたいなときにそれが手元の端末にすべて入っている、というメリットは非常に大きいと思います。価格も若干安い場合が多いです。コミックに関しても、ちょうど青年コミックを見開いた状態の大きさに近いため非常に見やすいです。iPad miniとの大きな差はここですね。miniの場合、読書コンテンツを片面だけ表示させる分にはほとんど不足はないと思います。ただ、見開いたときの迫力に欠ける点は否めないですし、雑誌のビューワーとしてはちょっとつらいかなと。これは通常のiPadの大きさでも、紙と比べるとまだ小さいと感じるぐらいですしね。あくまで個人的な意見ではありますが。 •iPod TouchがWeb端末子機になった でかい方が見やすく、そして押しやすい(iPhone 5を予約までして結局買わなかった理由はこれが大きく、あの大きさだとわりと私は押し間違えていらいらします)のは確かですが、満員電車の中等では流石に出しにくいです。解決策

男の肌を考える

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頬に生える髭が時折悪さをして炎症を起こすことがあり、最近その頻度が上がってきたため近所の皮膚科へ行って「どうにかなりませんか」と言ったところ、以下のような答えが返ってきました。 ・T字のひげ剃りはあかん。肌に良くない。今日の帰りにでも電器屋へ行って電気シェーバーを買って帰れ。即チェンジ。 ・朝晩洗顔。安いのでいいからちゃんと洗顔料を使って。洗顔石鹸がベスト。 ・その上で塗り薬ぬれ。ちょっとステロイドも入ってるけどよく効く。炎症を抑える飲み薬も出しとくから朝晩飲め。 ・あと、ウチじゃやってないけど外科行ってさっさと脱毛。間違ってもエステじゃなくて、美容外科で。 とはいえ電気シェーバーはなあ。好きじゃないんだよなあ。そこそこ高いのなら剃り心地も悪くないのかもしれないけど、調べてみたところ大体15000〜30000円ぐらいな感じか。2〜3年で買い替えるとして定期的な刃の交換やらシェービング剤やら何やらのランニングコストを計算してみたところ、結構な出費。うーん、痛い。とはいえ全部脱毛するのもどうかという気もするし、T字を継続する方向で考えてみました。で、まあカミソリ負けしなきゃいいわけだ。要は。ということでいろいろと調べてみた結果。 これを買いました。CLINIQUEのcream shave。クリニークなんつったらいかにもお高そうなイメージですが、定価は3000円ぐらいのものがネットの通販サイトを探せばわりと安く買えます。実際に使ってみたら流石にまったくカミソリ負けせず、なかなかいい感じ。あとは石鹸を使ってがしがし洗顔しつつ、T字の刃(もちろんGilletteの5枚刃です)もわりと高いけど、なるべくこまめに換えるようにすればトラブルなく過ごせるかな。 しかしシェービングクリームはまだしも乳液だのまでこのクラスのものを買おうとするとネット通販ですらまだまだ高い。ちょっと買う気はしない。まあ、男の肌も何気に結構お金が掛かるという、そういうお話でした。 CLINIQUE http://www.clinique.co.jp

人を撮るということ

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ほんの数日前に、職場の飲み会で私の向かい側でちゃんこ鍋をつついていた人が交通事故で突然亡くなるという事件が起きる。はっきり言って、何の実感も湧きません。まだ20代の女の人で、とてもそんな痛ましい死に方をしなければならないような人には思えなかったのだけれど。こういうときって何も、言葉が浮かんでこないものなんですね。 ただ一つだけ確かなことは、どうにも仕様がないということ。時間は遡らない。どんな科学も、ただ無力なだけ。人って余りにもあっさりと死んでしまうものなのだなと、今更ながらに思います。せめてきれいに写真でも撮っておいてあげていれば多少は慰められたかなと思わなくはないのだけれど、でもそれは所詮写真でしかないという気もするし、何の意味もないのかもしれないと思ったりもします。 そんなことを考えていたらなんとなく、Gallery 916へと足が向いていました。有田泰而「First Born」展。すでにオープニングのレセプションのときにも一度行っているのだけれど、身近な死を前に「人を撮る」ということの意味を、その名の通りに人が生まれるまでの一連の光景を収めた作品を再度見つつ考えたくなったのでした。 有田泰而氏は今現在においては正直あまり有名な写真家ではないですが、上田義彦氏の師匠であり、一時期はかなり著名な写真家であったとのことです。主に1960年〜70年代にかけて商業写真家として活躍した後にあまり写真を撮らなくなり、アメリカの田舎へ隠遁して絵画や彫刻を制作し続け、昨年70歳で亡くなったとあります。 やや不思議な、厭世的な雰囲気も漂う人物感。そんな印象でしょうか。上田さんは弟子の時代に師匠の目を盗んではこっそりと今回展示された作品を見ていたらしいのですが、昔から相当に気に入ってらっしゃったようで。亡くなったことを機に有田氏の奥様が回顧展をやりたいと思い他の方と話を進めていたところ、そのことを知った上田さんは「この作品をこの世で一番愛しているのは自分だから、私にできることであれば何でもやらせてください」と言ったとか。 http://www.1101.com/ueda_yoshihiko/ 詳細に関してはこちらを見ていただいた方が早いかな。秀逸な記事です。 思ったのは、これらの写真に写っているのは「死」ではなく「生」ではあるけれども、ただこれらの光景も