DAIDO MORIYAMA


うーむ、なんか最近撮る写真がPinkhassovぎみ。すごく真似したくなる構図の取り方なんだよなあ。

まあそれはそれとして。このところわりと忙しかったのですが、ようやく多少の余裕が出来たので先週は日曜に森美のミュシャ展を観に行き、月曜は都庁に夜景を撮りに行って水曜は大手町でMartin Parrの講演会、木曜には青山の方で森本千絵さんと中島信也さんの対談イベント、金曜は国立西洋美術館でラファエロ展、そして昨日は新宿に森山大道氏ご本人が降臨という。なんと贅沢な一週間。

ミュシャは普通に良かったです。意外と油彩画の展示も結構あり、クオリティも低くはなく非常に多才な人だったんだなあという感想。そして作品の性格によるものなのか、観客がやたら若い美人だらけ。そして大抵カップルで来ている。ええ世の中そんなもんです。ヒルズの展望台は有料なので5,250円の年間パスを買ってしまおうかと思案しているところなのですが、年4回美術館に入れば元は取れるんだよな。むーん。

結局、年間パスは買わず終いだったので夜景が撮れなかったのが心残りで、翌日に仕事の後に向かったのが東京都庁。なにせ無料。エライ。都庁の展望台は北と南に分かれておりまして普段夜間に公開されているのは北側なのですが、北側が休館の時だけ、つまり月曜日の隔週にだけ、南側にも夜間に入ることができるのです。それを狙って行ってきたと。このパークハイアットとかは南からでないと無理ですからね〜


次、Martin Parr。大手町の日経のビルにいらして、まあ主にこれまでの写真集の解説、以上。みたいな感じでさらっと終わりました。講演を聞いてわかったことは、ぱーさんは泳げない、でもビーチはすき。みたいな。ただ、一つだけ気になった指摘がありました。日本においては欧米の写真の情報は多く入ってきているのだけれど、中国の写真の情報がまったく入ってきていない、それが不思議だと。なるほど。今回の来日でも、めっちゃ写真集を買い込んで帰るそうです。

木曜日、森本千絵。森本さんが製品プロモーションに関わったCanon EOS Mの限定カラーを今回プロデュースしたので、それに関連して彼女の誕生日の日に青山の骨董通りにあるヴァルカナイズ・ロンドンにて、以前講演でお見掛けしたことのあるCMディレクターの中島信也さんと対談という企画。今回一緒にEOS MのCMを作ったらしいのですが、お二人は武蔵美の先輩と後輩という間柄でもあり、打ち解けた雰囲気の中でお話が展開されて行きました。

で、森本さんがこんなお話をされてまして。今回限定カラーであるbay blueをプロデュースするにあたり、考えたのは「不自然な色にしようと思った」そうで。青という色は空だとか海だとか直接形として触れられないものとしては存在するけれど、意外と自然には存在しない色だと。そう言われてみればそうですね。その意図がすごく腑に落ちました。なんかクレヨンでカメラに色を塗ったりとか森本さんはよくやるらしいとのお話もあったのですが、そういうのを聞くとやっぱりちょっと感覚がトンんでますな。あの方は。本当に素晴らしい才能をお持ちの方だとは思いますが。

ラファエロ。まあ仕方ないんだろうとは思いますが、ちょっと点数は少なかったかなあ。勿論行った価値はありましたけど。もっと見たいと思いましたが、ヨーロッパに行くしかないか。

さて漸く森山さんまで辿り着きました。濃い一週間だなあ。えーと、なんかもー 疲れたので後ほど加筆します(笑)

ミュシャ展

東京都庁展望台

Martin Parr

EOS M bay blue

ラファエロ展

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