SAINT-AUBIN LES PITANGERETS 1er Cru


2009年ブルゴーニュ赤(とくにボーヌ)は本当にハズレなしですな。Louis Carillonは白で有名な造り手ですけれど、ヴィンテージの所為か、わりと濃い目な造り。開けたては、そうねえ、梅シソ昆布みたいな香り? 口に含むと3000円代にして今飲んで抜群の旨味。本来、1erでもこれぐらいで飲めるのがまともな市場価格という気がしないでもないですが。2009ってブルゴーニュは全体的に酸がないんで、こことかMarsannayみたいな割安で普段酸味の強過ぎな地域は本当に安くて飲んで損なしな印象。逆に酸が少ない分、長期の熟成には耐えないと思われるので09は特級クラスでも5年以内ぐらいを目安にさっさと飲んでしまった方がいいのかもしれません。なんかルイ・カリヨンとしてリリースされるのはラストのヴィンテージらしいのですが、長い歴史を考えると、それはちょっと勿体無くはないかという気がします。さて、ジビエ買ってこよ〜っと。

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