Savennières L'ENCLOS 2009


Eric Morgatの白を飲んでみました。…しかし、最低でも週に1本はワインを飲まないと、もはや耐えられない体になってしまったのは残念なことであるなあ、とふと考える。ワインに掛けている金額を考えるともうとっくに高〜いガラスの塊みたいなレンズとか、ハイアマチュア向けのデジタル一眼くらい買えてないとおかしいのであります。まあ、 であればこそ値段が控えめで、超弩級に愉しめる味わいのワインをマニアックに探しているわけなのですがね。このワインも、実はそんな一本です。

かなり詳しい方でも、この造り手の名前は聞き慣れない方がわりと多いのではないでしょうか、買う時まで私も知りませんでしたし。それもそのはず、90年代にdomaineを新しく立ち上げたばかり、2000年代に入ったぐらいから専門誌等から極めて高い評価を得るようになったまだ歴史の浅い造り手で、生産量も年産1万〜1万5千本程度とかなり小規模にしか生産されてないということもあり、日本の国内であまりたくさんは流通していないようなのです。

さてそれでは。品種はシュナン・ブラン100%、黄金色の液体がグラスにキラキラと輝いています。その色を見て濃いな、これはと直観したのですが、実際に飲んでみると完熟した果実の凝縮感がすごい。適度な酸味もあって、今飲んでも十分に美味いんだけど、10年ぐらいは寝かせておいてもきれいに熟成してくれそうです。んー、この感じはブルゴーニュ白の完熟を待って収穫した、ピュリニー辺りのワインにわりと似てるかな。辛口で濃厚で。


実はですね。昨日、先日のお礼にとChristian Constantのチョコレートなんぞを貰ってしまったわけなのですよ。なんという素敵なセンスでしょう。感涙であります。それで、先程のワインと合わせてみたりなんかしちゃったりして。わりと大人な、適度な甘さのチョコレートと濃い〜いシュナン・ブランの組み合わせは反則気味なぐらいにGood。超Good。こりゃ当分、止めらんないな。

Christian Constant

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