これは大変だ リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ 1月 02, 2012 http://www.fdkamiya.com/ 中目黒のBuppaがデリを始めたらしい。青葉台のドンキのちょっと先あたりの池尻寄りの場所だけれども、これでワインのつまみには困らない! リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ コメント
Thomas Demandに会ったりする 5月 19, 2012 トーマス・デマンドで検索するとわりと上位に坂井真紀さんのBlogが引っ掛かりました。これ。 http://sakaimaki.jp/blog/5568 好きなのか。意外ですな。今回の企画展に合わせてわざわざデマンドさん本人がいらっしゃるということなので、行ってくることにしたのだけれども、なかなかデマンドなんて知っている人間は少ないのではないか、人、集まるのか? と思っていたら甘かった。開場30分前の時点で定員200名に対して軽く100人以上は列をなしていました。しかもなんか外国人の姿もちらほら、海外の方が人気高そうだもんねえ。日本人もなんか心なしかその多くから芸大生とか芸術学系の院生とかそんな風な感じが醸し出されていたり。 画像の位置の良席を確保してしばし待つ。席に座り切れなかった人たちにはクッションが配られ、彼らは床に腰掛けていました。こんなに人気があったとは。さてそれでは、トークの開始であります。登壇者は企画者及びチーフキュレーターの長谷川祐子さん、わりと有名人な方ですね。通訳は横田佳世子さん(彼女はTillmansが来日時にトークをしたときも通訳をされたようです)で、デマンド自身の語り口もジョークを絡めながらではあったのだけれど、その雰囲気も巧く訳している感じ。横田さんが独特の間を持っていてこれがかなり面白い。 トークの内容をここで細かく列挙することは面倒なのでいたしませんが、話を聴いていて思ったのはそもそもThomas Demandという人は正確には写真家というよりは現代美術家と言った方が正しいのかなと。どうもDüsseldorfは出ているけど、実際にはBecher-Schuleではないらしいし。彼の写真というのは、基本的に彼の手によって作られたペーパークラフトを記録したものなのですね。本当にリアルな椅子とか、実は全部が紙で出来ている。米国大統領執務室から美術館内の事件現場、さらには福島第一原発の制御室に至るまで、インテリアと彫刻を学んだ経験からとんでもない技術と労力を費やして(ほんとよくやるわ…)終いにはハリウッドのスタッフを動員してそれでアニメーションまで作り出すのだから恐れ入ります。それが今回の新作、”Pacific Sun”で、大嵐に遭遇した豪華客船の内部を監視カメラがとらえた映像(Youtube等でも流れた)を再現しました、 続きを読む
Mnemosyne-Atlas 6月 30, 2012 久方振りの駒場。何故かArmaniのスーツを着て。 目的はこれでござった。ああもうこの夥しい感が堪らない。Aby Warburgの著作集別巻1「ムネモシュネ・アトラス」の発刊を記念してのシンポジウムの開催に伴って田中純先生の講演が行われ、それを聴いてきたのでした。しかし一冊24000円するのよね、あれ。講演前に駒場生協書籍部の店長さんに聞いたら「一冊売れたかなあ」と仰ってました。お膝元ですらそんなもんです。私? 勿論持ってませんよ。そのうち買うとは思いますけど。それより何すかこの結界はっつー話ですが、これはヴァールブルク自身の手による http://www.flickr.com/photos/dzsil/sets/72157604478323042/ を再現したものらしく、今回の為にわざわざ作ったそうです(助手の方が。) 他のシンポジウム参加者は件の著作の共著者でもある伊藤博明氏に加藤哲弘氏、 http://sucra-rd.saitama-u.ac.jp/search/profile.do?lng=ja&id=uFnCZVSp http://web.kyoto-inet.or.jp/people/katotk/ コメンテーターに見るからに東浩紀な系統の足達薫氏、 http://www3.plala.or.jp/kaorupig/ 上村清雄氏 http://www.l.chiba-u.ac.jp/ja/instructor/detail/209/ 木村三郎氏 http://homepage3.nifty.com/saburo-kimura/ といった美術史家の御三方、に 三中信宏氏 http://cse.niaes.affrc.go.jp/minaka/ という統計が専門、及び生物学史家な方の組み合わせ。 美術史家はともかく何故に統計の専門家がここにいらっしゃるので? といいますと、ヴァールブルクは絵画をテーマ毎に分類を行っていたのですね。でそれをクラスター分析しちゃったらどうなんの、的な解説の為に三中氏は呼ばれたようです。またヴァールブルクは現在では忘れ去られた生物学者、Richard Semonの理論を自身の著作の中に引用しちゃったりしていらっしゃるので、そ 続きを読む
Colombia 2011 COE Buenavista 2月 01, 2012 本日の、っていうか今月のコーヒー。そんなにガブガブ飲む方ではないから、2〜3週に一度しか買いに行かないんですわ。いつも100gで1200円ぐらいの豆を買ってるって言ったら皆、大抵「高い」という返答がきますが、それぐらいなペースなもので、別にいいんじゃないかと思ってます。質は極上ですし。 以前少しだけ触れたフェアトレードの問題点というのはまさにそれで、低品質なものに割高な対価を支払うのであっては結果的に消費する側にとってハッピーではないですし、さらに末端の労働者までその払ったお金が行き渡らない場合も少なからずあるとあっては、双方にとって不幸な働きかけでしかありません。価値のあるものにはきちんとした対価を払い、生産する側がその生産物の価値を高めるべく努力するからこそ健全な経済活動は成り立つのでありまして、多店舗展開しているコーヒーチェーンのやたらローストの強いだけのコーヒーに一杯300円とか出すぐらいならば良い豆を買ってきて自分でハンドドリップで淹れた方が余程に美味くて安上がりだと思うわけなのです。 えーと少し話が逸れましたが、今後もこのブログで取り上げるであろうコーヒー豆に関してましては、とくに断りのなき場合にはこちら http://www.nozycoffee.jp/ で買ったものです。家から自転車で5分ぐらいのところにあるんですが、名店です。この店のおもしろいところはブレンドした豆は全く売っておりません。そのために品種は何で、どこの国の、どこの生産者の、どういった畑で収穫された豆なのかということ次第で味の性格がまるで違い、それぞれの豆の個性が愉しめるわけなのです。ワインに馴染みのある方ならばワインを生産者や畑で選ぶのと感覚的にかなり近いと言えばわかりやすいでしょうか。ブルゴーニュ的というか。 で、この豆なんですが、去年のコロンビアのCup of Excellence17位のBuenavista農園のものです。Cup of Excellenceに関しての解説は面倒なので割愛します。適当に検索してください。ごく簡単に言うなら、チョーいい豆ってことです。しかしあれですね、ワインもなんですが何をして「品質が良い」と言えるのか? そんなもの合わせるものとの相性次第で幾らでも変わってくるじゃないかという気もするわけで、やや訝りつつもいろい 続きを読む
コメント
コメントを投稿