GEVREY CHAMBERTIN CUVÉE V.V. 2005


2012年一本目のワインはこれでした。造り手はPhilippe Charlopin-Parizot。いやね、実家からおせちが届きまして。泡にしようかな〜とも思ったんですが、いや、ここは赤、それもブルゴーニュだろーと思ってセラーの中から選んだのがこれで。知らない人のために一応書いておくと、V.V.というのはVieilles Vignes(ヴィエイユ・ヴィーニュ)の略でフランス語で古木のことです。一般的にはある程度樹齢の高い木の方が質の高いワインができるとされているのですが、歳がいくと収量も当然減ってきますので同時に稀少性も上がってくるわけです。


さて、パリゾでございますよ。色はとても濃いガーネット・ルージュ。2005年は長命なヴィンテージだしちょい早いかなーという気がしつつも、シャルロパンだしわりと早飲みでもイケるだろうと思い抜栓。案の定、開けた直後は少し強い感じではありましたが、30分もすると程好い感じに。そんなにすごく高いワインではないけれど、グランクリュですよって言って出されたらたぶん信じちゃうな。香りが華やか〜なタンニンしっかりめの頑強な造り。やっぱりあれだなあ、こんなの飲んじゃったら他の地方のピノ・ノワールはブルゴーニュのそれにはどう頑張っても勝てないわ、と思ってしまった。この享楽の香りが止められません。いやはや、ごちそうさまでした。

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